SRTがこだわっているのは、1本1本の製品に人が携わり、プロの目利きで創り上げること。
ロボットやローダーなど最新の設備などを使いつつも、最後はあくまでも「人」の手による製造を大切にしております。お客様が1本のエンドミルを目にした瞬間の輝き、触れた瞬間の質感、 そして五感を通じて伝わる品質の高さ――それらは決して機械の性能のみで実現することはできません。
人の感性で創ることで、五感に届くエンドミルは完成します。職人からお客様へ、人から人へと驚きと感動を伝える”匠”のなせるワザだといえるでしょう。
加工前は、必ず表面の汚れを落としたあと、加工機の揺れ測定を行い、ゲージで揺れを2ミクロン未満に抑えてからでないと加工に入りません。砥石のダレが始まる前に砥石を成形することも、万全の製品づくりにつながっております。
SRTの製品を創っているのは、優れた技術と知識を持つ熟練のプロたち。加工条件によって変化する刃物の形状についても、的確な補正値を入れることで、常に完璧な形を目指しております。また、音やにおいなど、五感を駆使して製品にかかる負荷をいち早く察知し、最適な形状となるよう創意工夫を重ねております。
精密かつ高硬度な切削加工を施すには、高精度な刃物が必要です。そのため、SRTでは一定の温度で加工できる環境を創り、温度による製品のばらつきを少なくしております。製造後には全製品の精度を検査し、基準値に達しないものは提供しておりません。こうした製造環境が、SRT製品の高精度を生み出しています。
SRTでは月に一度、製造ミーティングで問題点を話し合い、製品づくりに活かしております。また、再研磨の経験が豊富なため、切削工具の損傷具合で改善箇所が判明することも少なくありません。こうした取り組みから、日々より良い製品を追求しております。
SRTでは工具製作者がお客様のもとを訪問する場合もあり、よりニーズに合った製品を創れるだけでなく、形状に合ったコーティングもご提案できます。ときには、切削工具の話でお客様と盛り上がることも。また、どのサイズでもすばやく形状出しが可能です。
SRTでは、製作者も思わず惚れ惚れするほど、1本1本気持ちを込めてエンドミルを製造しています。完璧な製品づくりには、製造条件だけでなく、作り手自身の万全な体調管理も必要です。責任とやりがい、そしてプロの意識を持ち、世界一の製品を目指しています。
平日 月曜〜金曜 9:00〜17:00
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